- PLAUD NOTE は本当に要る?
- スマホの文字起こしで十分では
- Whisper で自作すれば安いはず
PLAUD NOTE がいらない人は、確かにいます。
1 対 1 の打ち合わせが中心の人や、録音を自分で処理する手間を苦にしない人は、スマホや自作の文字起こしで足ります。
足りなくなるのは、会議室で複数人の会話を録る回数が増えたときです。録音から議事録の形になるまでを、毎回自分の手で回す必要が出てきます。
この記事では、iPhone の標準機能・Whisper の自作・PLAUD NOTE Pro の 3 つを、公式の記載だけで並べました。
読み終えると、買わずに済ませるか、買って手間を手放すかを自分で決められます。
\専用機の実力をチェック/
- メーカー勤務の開発エンジニア
- 30代男性
- 副業:WEBメディアを複数運営
会議・出張・現場記録に追われる立場から、仕事で使う AI ガジェットの仕様と評判を仕事目線で整理しています。

おるもん
結論:いらない人は確かにいる
- 1 対 1 中心ならスマホで足りる
- 自作は手間をかけられる人向け
- 会議が多いなら専用機が楽
- 迷うなら1 か月スマホで試す
判断の軸は、性能の優劣ではありません。録音のあとの作業を、誰がやるかです。
PLAUD NOTE Pro は、本体で録音し、文字起こし・話者識別・要約までをアプリ側でまとめて処理する製品です。その分、本体代と、使う量によっては年額の料金がかかります。
3 つの方法を公式情報で比較
差が出るのは、費用と、話者の区別・要約の有無です。
| 項目 | iPhone ボイスメモ | Whisper(自作) | PLAUD NOTE Pro |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 標準アプリ(追加費用の記載なし) | ソフトは無料(MIT ライセンス)。動かす PC は別に要る | 本体 30,800円(税込) |
| 継続費用 | 記載なし | 記載なし(自分の PC で動かす場合) | 月 300 分まで無料。Pro は年 16,800円、Unlimited は年 40,000円 |
| 前提条件 | iPhone 12 以降。一部の国や地域では利用不可 | Python 3.8〜3.11・PyTorch・ffmpeg の導入。コマンドラインで実行 | スマホアプリ(iOS/Android) |
| 日本語 | 対応 | 対応(多言語の音声認識) | 対応(112 言語) |
| 話者の区別 | 公式未記載 | 公式未記載(README に記載なし) | 話者識別に対応 |
| 要約 | Apple Intelligence の作文ツールで要約できると記載(ベータ版・要件は別) | 公式未記載(README に記載なし) | 要約テンプレート 10,000 種類以上 |
| 録音する道具 | iPhone 本体 | 別に用意する(音声ファイルを渡して処理する仕組み) | 本体(MEMS マイク 4 基・最適収音範囲は最大 5m) |
表で目立つのは、話者の区別の行です。iPhone のボイスメモも Whisper も、公式の説明に話者を分ける機能の記載がありません。
1 対 1 なら話者は 2 人なので、文脈で読み分けられます。4 人、5 人の会議になると、誰の発言かをあとから自分で補う作業が残ります。
スマホで足りる人の条件
iPhone の文字起こしでできること
Apple 公式サポートには、iPhone 12 以降で日本語の文字起こしに対応し、録音中でもリアルタイムで文字を確認できると記載があります。
文字起こし全文のコピーや、語句の検索にも対応しています。1 対 1 の打ち合わせや自分用のメモなら、これで用が済みます。
細かい条件は、iPhone のボイスメモの文字起こしでできることにまとめています。
- 会議中にスマホを使いたい
- 着信や通知で録音が途切れる
- 触って止めてしまう事故
- 複数人で 1 時間を超える
AI レコーダーは録音の専用機なので、スマホを自由に使っていても録音が独立して回り続けます。録音のあとは、文字起こし・話者識別・要約までがアプリ側で一続きに進みます(PLAUD 公式の機能)。
線引きはこうです。1 対 1 の短い打ち合わせならスマホで十分です。会議室で複数人・1 時間超が週に何度もあるなら、専用機に任せたほうが「会議中はスマホを自由に使えて、議事録は勝手にできている状態」に近づきます。
iPhone 以外の人や、まず無料で試したい人は、無料で使えるブラウザの文字起こしも選択肢です。
Whisper 自作の手間と前提
Whisper のソフトが無料なのは事実です。OpenAI の公式リポジトリには、コードとモデルが MIT ライセンスで公開されていると記載があります。
ただし、お金がかからないのはソフトだけです。公式の README に書かれている前提を並べます。
| 項目 | 公式 README の記載 |
|---|---|
| 必要な環境 | Python 3.8〜3.11、PyTorch、ffmpeg(環境によっては Rust も) |
| 導入方法 | コマンドで pip install -U openai-whisper を実行 |
| 使い方 | コマンドラインで音声ファイルとモデル名を指定して実行 |
| モデルと必要 VRAM | tiny・base 約 1GB/small 約 2GB/medium 約 5GB/turbo 約 6GB/large 約 10GB |
| 話者の区別・要約 | 公式未記載 |
| 録音機能 | 公式未記載(音声ファイルを渡して処理する仕組み) |
読み取れるのは 3 点です。1 つ目は、コマンド操作が前提だという点です。Python の環境づくりでつまずく人には、ここが最初の壁になります。
2 つ目は、PC の性能です。精度の高い大きなモデルほど VRAM を必要とします。手持ちの PC で動くかどうかは、買い足しの費用にも関わります。
3 つ目は、録音は別だという点です。Whisper は音声ファイルを文字にするソフトで、録る道具ではありません。結局、スマホか IC レコーダーで録って、PC に移す作業が毎回入ります。
会社の会議で使うなら、音声を私物の PC に移してよいかも確認が要ります。社内規程に従ってください。
NOTE Pro に払う対価
PLAUD NOTE Pro の公式価格は、2026-09-18 時点で税込 30,800円です。無料の Starter プランで、月 300 分まで文字起こしができます。
月 300 分は、1 時間の会議なら月 5 回分です。1 時間の定例が週 1 回だけなら、本体代のほかに費用はかかりません。
それを超えると、年 16,800円の Pro プラン(月 1,200 分)か、600 分 2,000円などの追加パッケージが選択肢になります。「本体を買えば使い放題」ではない点は、買う前に知っておきたいところです。
この金額で買うのは、録音機というより手間の肩代わりです。環境づくりも、ファイルの移動も、要約の貼り付けも要りません。長押しで録り始めて、あとはアプリが議事録の形まで進めます。
よくある声と公式情報
SNS でよく見かける意見を 4 つ取り上げ、確かめられる範囲で公式の記載と照らし合わせました。
iOS の標準機能で足りるのでは
文字起こしだけなら十分です。日本語対応・リアルタイム表示・コピー・検索は Apple 公式に記載があります。
話者の区別と集音距離は公式未記載です。複数人の会議で使えるかどうかは、自分の会議で一度試すのが早道です。
Whisper を自作すれば安い
ソフト代がかからないのは公式の記載どおりです。必要なのは、Python の環境・相応の PC・録音する道具・毎回の操作の手間です。
サブスクが高い
無料枠は月 300 分、Pro は年 16,800円、Unlimited は年 40,000円です(PLAUD 公式・2026-09-18 確認)。
月の会議時間が 300 分に収まる人は、年額を払わずに使えます。先に自分の会議時間を合計してみてください。
文字起こしのサービスは先がない
サービスの将来は、公式情報では確かめられません。判断の材料にできるのは、いまの使い方です。
いまスマホで足りているなら、買わないという判断は合理的です。
おすすめできる人・できない人
- 議事録の抜けを減らしたい人
- 複数人の会議が週に何度もある人
- 会議中もスマホを使いたい人
- 設定や操作に時間を割きたくない人
- 会議後の残業を減らしたい人
録音から要約までが手を離れて進むため、会議が終わったら要約を確認して共有するだけです。浮いた時間を、次の仕事にも、早く帰ることにも回せます。
- 打ち合わせが 1 対 1 中心の人
- 会議が月 1〜2 回しかない人
- オンライン会議が中心の人
- 自作の手間を楽しめる人
- 社内でクラウド送信が不可の人
オンライン会議が中心なら、会議ツール側の文字起こしと役割が重なります。
PLAUD の文字起こしはクラウド方式です。会社の会議で使う前に、音声を外部サービスへ送ってよいかを情シスや上長に確認してください。ここが通らない職場では、買っても使えません。
よくある質問
まとめ:PLAUD は手間を手放す道具
- 判断の軸は録音のあとの作業
- 話者の区別はスマホ・自作とも公式未記載
- 自作は環境づくりと録音が別に要る
- PLAUD の無料枠は月 300 分
- 使う前に社内確認が要る
PLAUD NOTE は、全員に要る道具ではありません。スマホで足りている人は、そのままで大丈夫です。
複数人の会議が続いて、議事録づくりが残業の原因になっているなら、手間をまとめて手放す価値があります。議事録を書かずに帰れる日が増えます。
買う側に傾いたなら、PLAUD NOTE Pro の仕様・料金・他社比較で機種ごとの違いも確認できます。
価格や無料枠の条件は変わることがあります。購入の前に、公式サイトで最新の情報を確認してください。

- マイク 4 基で会議室全体を 1 台で録れる
- 最適収音範囲は最大 5m(公式仕様)
- 話者識別で誰の発言か分かる
- 要約テンプレートで議事録の形に整う
- 厚さ約 3mm・30g で置きっぱなしにできる
- 本体ディスプレイで録音状態を確認できる
- 文字起こしはクラウド方式(本体では完結しない)
- 無料枠は月 300 分まで
- 超えると Pro か追加購入が要る
- オンライン会議中心だと役割が重なる
- 騒がしい場所では誤変換が出ることがある
- MagSafe ケースが硬く取り出しにくい指摘あり
\無料枠とプランの条件を公式サイトで確認/
30 日間返品保証・1 年間製品保証つき(公式サイト記載)
参考にした情報源
- Apple 公式サポート「iPhone でボイスメモの文字起こしを表示する」(対応機種・対応言語・コピー・検索・Apple Intelligence):support.apple.com
- OpenAI Whisper 公式リポジトリ(ライセンス・必要環境・モデルと必要 VRAM):github.com/openai/whisper
- PLAUD 公式 NOTE Pro 製品ページ(価格・仕様・保証):jp.plaud.ai
- PLAUD 公式 Plaud AI プランページ(無料枠・年額・追加パッケージ):jp.plaud.ai









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