- Web 会議の相手の声が、うまく録れない
- 会議室の対面と、オンラインで機材を分けたくない
- 文字起こしの月額課金は、できれば避けたい
HiDock P1 は、パソコンに USB-C でつないで使う据え置き型の AI ボイスレコーダーです。
いちばんの特徴は、ワイヤレスイヤホンを着けたまま Web 会議を録音できる点にあります。
結論から言うと、Zoom や Teams の会議が多く、いつもパソコンの前で仕事をしている人におすすめできます。文字起こしが無料・無制限という料金設計も、会議数が多い人ほど効きます。
Web 会議が終わったら HiNotes の文字起こしを確かめて共有し、議事録を書かずに次の会議へ移れる。それがこの製品で手に入る状態です。
逆に、外回りや現場で持ち歩きたい人、スマホだけで完結させたい人には適していません。理由を公式仕様と公開レビューから整理します。
- メーカー勤務の開発エンジニア
- 30代男性
- 副業:WEBメディアを複数運営
会議・出張・現場記録に追われる立場から、仕事で使う AI ガジェットの仕様と評判を仕事目線で整理しています。

おるもん
HiDock P1 をおすすめできる人
- Web 会議の録り逃しや聞き漏らしを減らしたい人
- 会議直後に文字起こしを共有して、仕事が早い人でいたい人
- 分数課金を気にせず、議事録の時間を自分の時間に回したい人
イヤホンを着けたまま、相手側と自分側の両方を録音できます(公式ガイド記載)。机に置く対面モードでは半径約 3m を録音するので、オンラインと対面が半々の人にも使えます。
文字起こしは購入者なら無料・無制限です(公式製品ページ記載)。
Web 会議の録音でいちばん困るのは、相手の声の扱いです。
イヤホンで聞いていると、机に置いたレコーダーには自分の声しか入りません。かといってスピーカー再生に切り替えると、周囲に会議の内容が聞こえてしまいます。
HiDock P1 は、この問題を「BlueCatch」という仕組みで解いています。P1 自身がイヤホンとパソコンの間に入り、双方向の音声をまとめて録る作りです。
イヤホンを着けたまま静かに会議でき、記録も残る。ここがカード型レコーダーとの違いです。
HiDock P1 の概要
HiDock P1 は、HiDock の AI ボイスレコーダーです。日本向け公式サイト(jp.hidock.com)があり、日本語サポートも用意されています。
公式サイトの価格は26,800円。確認日時点では、通常価格とセール価格が同額で表示されていました。
126 × 38 × 15.8mm・72g と、身に着けるタイプではなくデスクに置いて使う前提のサイズ感です。
主な機能は次の 4 つです。
- 通話モード(BlueCatch):パソコン/スマホに接続し、ボタン 1 回で直前のイヤホンに再接続。相手側と自分側の両方を録音
- 対面モード:机に置いて録音ボタン長押し。半径約 3m の範囲を録音
- 文字起こし:75 言語対応。購入者は無料・無制限
- 要約:GPT-5.4/Claude Sonnet 4.6/Gemini 3.1 Pro を選んで使える
仕組みで押さえておきたいのは、P1 は単体では完結しない点です。
録音データは USB-C でパソコンにつなぎ、ブラウザで「HiNotes」を開いて取り込みます。文字起こしと要約はそのクラウド側で処理される設計です。
HiDock P1 のスペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 126 × 38 × 15.8 mm |
| 重量 | 72 g |
| バッテリー | 600 mAh(リチウムポリマー) |
| 連続録音時間 | 公式未記載(公開レビューでは最大 8 時間と紹介) |
| ストレージ | 64 GB |
| マイク | 高感度 Ø6 ECM マイク × 2 |
| 集音範囲 | 対面モードで半径 約 3 m |
| 録音モード | 通話モード/対面モード/呟きモード |
| 接続 | USB-C(パソコン)/Bluetooth(イヤホン) |
| 対応環境 | macOS・Windows/USB-C 対応スマートフォン・タブレット |
| 対応言語 | 75 言語 |
| 文字起こし | 購入者は無料・無制限(処理はクラウド側の HiNotes) |
| 話者識別 | プロメンバーシップ以上で対応(無料プランは非対応) |
| 要約 AI | GPT-5.4/Claude Sonnet 4.6/Gemini 3.1 Pro |
| データ保存先 | クラウドストレージ 無制限 |
| エクスポート | 無料は .txt のみ/有料は .csv・.srt・Markdown・Word・PDF ほか |
| 本体ディスプレイ | 公式未記載(公式ガイドの操作説明はボタンと LED のみ) |
| 保証 | 18 か月保証/商品到着後 30 日以内の返品 |
| 日本語サポート | あり(国内発送・法人窓口の記載あり) |
| 公式価格 | 26,800円 |
料金プラン(HiNotes)
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| メンバーシップ (製品購入者・無料) | 0円 | タイムスタンプ付き文字起こし 無制限/要約テンプレート 8 種類以上/エクスポートは .txt のみ/話者識別は非対応 |
| プロメンバーシップ | 1,880円(1,200 分) 17,580円(12,000 分) | 話者識別/要約テンプレート 39 種類以上/.csv・.srt・Markdown・Word・PDF 出力/Notion・Google ドキュメント・OneNote 連携 |
| 使い放題プロ | 28,800円/1 年間 | プロ機能を期間内で使い放題 |
料金の考え方は、他社の AI レコーダーとかなり違います。
PLAUD や Notta が「文字起こしの分数」を有料枠で売るのに対し、HiDock は文字起こしそのものを無料・無制限にしています。
そのうえで、話者識別・要約テンプレート・外部連携を有料側に置く構成です。
つまり「録って読み返すだけ」なら追加費用ゼロ、「誰が話したかまで残したい」なら課金が要るという線引きです。
おすすめできる人・おすすめできない人
公式仕様と、公開されている個人レビューの内容を突き合わせて整理しました。根拠にした記事は記事末尾の参考リンクにまとめています。
おすすめできる人
- Web 会議中心の内勤・リモート勤務の人
- オンラインと対面を1 台で済ませたい人
- 会議数が多く分数課金がつらい人
- 会議直後に文字起こしを共有したい人
- 国内サポートを重視する人
イヤホンを着けたまま双方向で録れる仕組みを公式が明記しています。机に置けば半径約 3m の対面会議に切り替わります。
文字起こしは無料・無制限で、月 20 時間録っても追加費用は発生しません。日本語サポートと 18 か月保証、法人窓口も公式に明記されています。
おすすめできない人
- 持ち歩いて使いたい人
- スマホだけで完結させたい人
- 話者識別を無料で使いたい人
- 録音データを社外に出せない人
- 思いついた瞬間に録りたい人
72g・126mm は胸ポケットに挿す形ではなく、出張や現場記録には適しません。データ転送は USB-C の有線が基本で、公開レビューでも Wi-Fi 転送非対応が弱点に挙がっています。
話者識別は無料プランでは非対応で、複数人会議の議事録には実質プロ課金が要ります。誰の発言か分からないまま確認作業が増えては逆効果です。
文字起こしはクラウド側の処理なので、社内規程によっては使えません。公開レビューでは起動に時間がかかる点も指摘されています。
Web 会議の録音は、相手への告知と社内ルールの確認が前提です。
イヤホンを着けたまま静かに録れる分、相手には録音が分かりにくくなります。
クラウドに音声が上がる設計でもあるので、情報管理規程とあわせて確認しておくのが無難です。
他社製品との比較
カード型の代表格である PLAUD NOTE Pro と、Notta Memo(Type-C モデル)を並べました。
人気のAIレコーダー比較表
| HiDock P1 | PLAUD NOTE Pro | Notta Memo (Type-C) | |
|---|---|---|---|
| 総合評価 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 形状 | 据え置き型 (PC に有線接続) | カード型 (机に置く) | カード型 (机に置く) |
| Web 会議 (PC 音声) | 非常に合う | 公式未記載 | 公式未記載 |
| 会議室 の対面会議 | 合う | 非常に合う | 合う |
| 出張・持ち歩き | 合わない | 合う | 合う |
| 特徴 | \Web 会議ならココ/ イヤホン装着のまま 双方向録音に対応 | 集音 5m・話者識別 本体ディスプレイ搭載 連続 50 時間 | 厚さ 3.5mm USB Type-C の 有線同期に対応 |
| 重量 | 72 g | 30 g | 約 28 g |
| 集音範囲 | 対面で半径 約 3 m | 最大 5 m | 公式未記載 |
| 対応言語 | 75 言語 | 112 言語 | 最大 58 言語 |
| 文字起こし の無料枠 | 無料・無制限 | 300 分/月 | 300 分/月 |
| 話者識別 | 有料プランで対応 | 対応 | 公式未記載 |
| 有料プラン | 28,800円/1 年(使い放題プロ) | 16,800円/年(Pro) | 14,220円/年(プレミアム) |
| 公式価格 | 26,800円 | 24,640円 | 25,500円 |
| お得情報 | — | 定価 → 24,640円 | — |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
| ECサイト | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
用途別の選び分け
Web 会議が仕事の中心なら、HiDock P1 が最も条件に合います。イヤホンを着けたまま相手側の音声まで録る仕組みを公式にうたっているのは P1 です。他の 2 機種は、本記事で確認した公式ページに Web 会議の PC 音声を録る記載がありません。
会議室での対面会議が中心なら、PLAUD NOTE Pro のほうが素直です。集音 5m・連続録音 50 時間・本体ディスプレイの 3 点が効き、持ち出しもできます。
とにかく薄く持ち歩きたいなら、厚さ 3.5mm の Notta Memo が選択肢に入ります。ただし対応言語は 58 言語で、無料枠も月 300 分止まりです。
まとめ:HiDock P1は会議録音用
- Web 会議と対面を 1 台でまかなう据え置き型
- イヤホン装着のまま双方向で録音できる
- 文字起こしは無料・無制限
- 話者識別と各形式の書き出しは有料プラン
- 持ち歩き・スマホ完結・社外秘には不適
本体は 26,800円・72g で、対面は半径約 3m を録音します。文字起こしはクラウド側の処理です。
Web 会議のあとに議事録を書いていた時間が戻れば、評価につながる仕事に回すことも、定時で帰ることもできます。分数課金を気にせずそれを選べるのが、この製品の実利です。
最新の価格・セール情報・プランの条件は公式サイトで変わることがあります。購入前に公式ページで確認してください。
- イヤホン装着のまま Web 会議を録れる
- 相手側と自分側を双方向で録音
- 文字起こしは無料・無制限
- 対面モードで半径約 3m を録音
- 要約 AI を 3 種類から選べる
- 日本語サポートと 18 か月保証
- 72g・126mm で持ち歩きには重い
- データ転送は USB-C の有線が基本
- 話者識別は有料プランのみ
- 文字起こしはクラウド側の処理
- 連続録音時間が公式未記載
- 起動に時間がかかる指摘あり
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18 か月保証・到着後 30 日以内の返品対応(公式サイト記載)
参考にした情報源
- HiDock 公式 P1 製品ページ(仕様・価格の一次情報):jp.hidock.com
会議室での対面会議が中心ならPLAUD NOTE Pro の記事を、薄さと持ち歩きやすさを重視するならNotta Memo の記事もあわせてご覧ください。








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