- 電話で決まった内容が、あとで思い出せない
- Web 会議のたびに録画設定を頼むのが面倒
- イヤホンで議事録まで作れるって本当?
Zenchord 1(ZENCHORD1)は、株式会社 Acalie が国内販売するオープンイヤー型の AI イヤホンです。
耳に着けたまま会話を録音し、Notta アプリ側で文字起こしと要約まで自動で仕上がります。
イヤホン単体は 10g。充電ケースにもマイクがあり、机に置いても録れます。
結論から言うと、電話と Web 会議が仕事の中心で、そのつど録音アプリを立ち上げるのが面倒な人におすすめできます。
電話を切った直後にアプリの要約を確かめて共有すれば、通話メモを書き起こす時間がなくなる。それがこの製品で手に入る状態です。
逆に、長時間の会議を録りっぱなしにしたい人や、録音の仕組みを細かく詰めてから買いたい人には適していません。理由を公式仕様と公開レビューから整理します。
- メーカー勤務の開発エンジニア
- 30代男性
- 副業:WEBメディアを複数運営
会議・出張・現場記録に追われる立場から、仕事で使う AI ガジェットの仕様と評判を仕事目線で整理しています。

おるもん
Zenchord 1をおすすめできる人
- 電話の聞き漏らしや言った言わないを減らしたい人
- 通話直後に要約を共有して、仕事が早い人でいたい人
- 通話メモの清書をなくして、自分の時間に回したい人
通話中・オンライン会議・対面のいずれも、イヤホン本体か充電ケースで録音できます(公式記載)。無料枠は月 300 分なので、20〜30 分の打ち合わせを拾う使い方と相性がよい製品です。
オープンイヤー型で、10g のイヤホンを着けたまま会話も作業もできます。
この製品の強みは「録音できること」ではありません。
すでに着けているものが、そのまま録音機になることにあります。
カード型やピン型は、電話や Web 会議のたびに「机に置く」「胸に着ける」一手間が要ります。
イヤホン型にはその手間がありません。着信した時点で、すでに録れる位置に道具がある。ここが他形状との違いです。
Zenchord 1 の概要
Zenchord 1 は Makuake 発の AI 議事録イヤホンで、2025 年 10 月から一般販売が始まりました。
販売は家電量販店・Amazon・公式サイト。公式ストアの価格は税込 26,980円です。
主な機能は 5 つです。
- 録音:6 マイク+AI ノイズキャンセリング。イヤホン本体でも充電ケースでも録れる
- 文字起こし・要約:Notta アプリと連携し、議事録の形まで自動生成される
- 翻訳:58 言語に対応。2 つの言語を同時に聞き取って記録できる
- 外部連携:Google カレンダー/Notion/Slack/Salesforce/Zoom など
- 装着:オープンイヤー型で耳をふさがない。イヤホン単体 10g
電話と Web 会議の音声は、どうやって録るのか
公式の説明は「Notta アプリと連携することで、イヤホン本体または充電ケースでの録音が可能になる」「通話中、オンライン会議(Zoom, Teams など)、対面での打ち合わせに対応する」というものです。
ただし、相手の声をどの経路で取り込むのかは公式未記載です。
イヤホンのマイクが耳元の音を拾うのか、アプリが端末の通話音声を取り込むのか。この違いは音質にも、相手への通知の有無にも関わります。
対応 OS に Windows と macOS も入っていますが、PC の Web 会議で録る手順も公式ページにはありません。PC 主体で使うなら購入前に販売元へ確認したい部分です。
文字起こしと要約は Notta 側で処理されます。公式は会話データを国内サーバーで保管し、ISO27001 を含む 5 つの国際認証を取得していると説明しています。
端末内で完結するかは公式未記載です。社外秘の会議で使うなら、社内規程との突き合わせが先になります。
Zenchord 1 のスペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形状 | オープンイヤー型 |
| 重量 | イヤホン単体 10 g/充電ケース 65 g |
| マイク | 6 マイク+AI ノイズキャンセリング |
| 接続 | Bluetooth 6.0(SBC/AAC) |
| 防水 | IPX4 |
| 再生時間・充電 | 本体 最大 10 時間/ケース併用 最大 30 時間。フル充電 約 1.5 時間(10 分充電で約 2 時間)。USB Type-C |
| 連続録音時間 | 公式未記載(再生時間のみ記載) |
| 対応 OS | iOS/Android/macOS/Windows |
| 録音方法 | イヤホン本体または充電ケース(通話・オンライン会議・対面) |
| 対応言語 | 58 言語/2 言語の同時聞き取り・翻訳・記録 |
| 文字起こし | Notta アプリ連携。処理の詳細は公式未記載 |
| データ保管 | 国内サーバー。ISO27001 含む 5 つの国際認証を取得 |
| 話者識別・集音距離 | いずれも公式未記載 |
| 本体ストレージ | 公式未記載(クラウド保存は全プラン無制限) |
| 外部サービス連携 | Google カレンダー/Google ドライブ/Notion/Slack/Salesforce/Zoom 等 |
| 保証 | 商品到着日から 1 年間のメーカー保証 |
| 公式価格 | 税込 26,980円(公式ストア) |
料金プラン(Notta・Zenchord 版)
| プラン | 主な条件 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| スターター | 文字起こし 月 300 分/AI 要約 100 回/2 か国語翻訳 月 4 回/リアルタイム翻訳 月 2 回 | 無料(Zenchord 購入者限定) |
| プレミアム | クラウド保存 無制限 | 14,220円/年(年払い・単月換算 1,185円) |
| ビジネス | クラウド保存 無制限 | 30,096円/年(年払い・単月換算 2,508円) |
買ったあとの費用は、この表がすべてです。
無料枠は月 300 分まで。1 時間の定例会議を週 1 回録るだけで月 240 分になり、無料枠 300 分の 8 割を使います。
電話も Web 会議も全部録る前提なら、実質的には年 14,220円のプレミアムが必要と考えておくのが安全です。
おすすめできる人・おすすめできない人
公式仕様と公開レビューを突き合わせて整理しました。根拠は末尾の参考リンクのとおりです。
おすすめできる人
- 電話で仕事が動く人
- Web 会議と対面が半々の人
- 通話直後に要約を共有したい人
- イヤホンを買い替える予定がある人
- データの置き場所を気にする人
着けているイヤホンがそのまま録音機になり、置く動作が要りません。充電ケースを机に置けば、対面も同じアプリで残せます。
Bluetooth 6.0 の通常のイヤホンとしても使えるので、道具が 1 つ減ります。国内サーバー保管と国際セキュリティ認証を公式が明記している点も、社内で説明しやすい材料です。
おすすめできない人
- 長丁場の会議を録り続けたい人
- 買う前に仕様を詰めたい人
- 課金を増やしたくない人
- 音質を最優先する人
連続録音時間が公式未記載で、終日の研修や現場記録には読めません。集音距離・話者識別・本体ストレージも未記載なので、広い会議室で使えるかを事前に判断できず、抜けの確認作業が増えると逆効果です。
無料枠は月 300 分で、常用するなら年額プランが前提になります。公開レビューでは、高価格帯イヤホンより解像度で劣る、話者識別の精度にムラがあるという評価も出ています。
もう一点、仕事で使うなら先に片付けたいことがあります。録音してよいかどうかの社内規程と、相手への確認です。
イヤホン型は、机に置くレコーダーより相手に気づかれにくい形をしています。しかも録音中に通話相手へ通知が行くかどうかは、公式に記載がありません。
「相手は知らないまま録れてしまう」前提で考える必要があります。商談や面談を同意なく録るのは、法律以前に信頼の問題です。
会社の情報管理規程を確認し、録音する場面では冒頭にひと言断る。この 2 つを運用に組み込めるかどうかが、導入の前提になります。
他社製品との比較
同じ価格帯の AI レコーダーとして、Notta Memo(Type-C モデル)と PLAUD NotePin S を並べました。
人気のAIレコーダー比較表
| Zenchord 1 (Acalie) | Notta Memo (Type-C) | PLAUD NotePin S | |
|---|---|---|---|
| 総合評価 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| 形状 | イヤホン型 (耳に着ける) | カード型 (机に置く) | ピン型 (身に着ける) |
| 電話・ Web 会議 | 非常に合う | 微妙 | 微妙 |
| 対面の 打ち合わせ | 合う | 非常に合う | 合う |
| 出張・現場 | 合う | 微妙 | 非常に合う |
| 特徴 | \迷ったらココ/ 通話・Web 会議・対面を 1 台でカバー | USB Type-C の 有線同期に対応 | 17.4g で最軽量 連続 20 時間 |
| 重量 | 10 g (イヤホン単体) | 約 28 g | 17.4 g |
| 連続録音時間 | 公式未記載 | 最大 5 時間 | 20 時間 |
| 対応言語 | 58 言語 | 最大 58 言語 | 112 言語 |
| 無料の 文字起こし枠 | 300 分/月 | 300 分/月 | 300 分/月 |
| 公式価格 | 26,980円 | 25,500円 | 28,600円 |
| お得情報 | — | — | 通常 → セール価格あり |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
| ECサイト | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
用途別の選び分け
電話と Web 会議が仕事の中心なら、Zenchord 1 が最も条件に合います。通話中の録音を公式ページが明記している点が、この用途では決め手になります。
録音データを PC ですぐ扱いたいなら、Notta Memo が候補です。USB Type-C の有線同期に対応し、価格も 25,500円と最安です。
出張や現場の記録が中心なら、PLAUD NotePin S です。17.4g で身に着けたまま連続 20 時間録れると公式が明記しています。対応言語も 112 言語と最多です。
まとめ:Zenchord 1は着けて録る
- 電話・Web 会議・対面を 1 台でカバーする AI イヤホン
- 録音は本体でもケースでも可能
- 相手の声の取り込み方と通知の有無は公式未記載
- 無料枠は月 300 分。常用なら年 14,220円
- 長時間・大人数の会議が中心の人には不適
税込 26,980円・イヤホン単体 10g・58 言語対応。連続録音時間・集音距離・話者識別は公式未記載です。
通話メモや議事録に使っていた時間が戻れば、評価につながる仕事に回すことも、定時で帰ることもできます。どちらに使うかを自分で決められるのが、本体価格と年額を払って手に入る実利です。
価格・セール・プランの条件は公式サイト側で変わることがあります。購入前に公式ページで確認してください。
- 通話・Web 会議・対面を 1 台で録れる
- 着けたまま録れて置く動作が要らない
- イヤホン単体 10g のオープンイヤー型
- 充電ケースでも録音できる
- 58 言語・2 言語の同時記録に対応
- 国内サーバー保管と国際認証を明記
- 連続録音時間が公式未記載
- 相手の声の取り込み経路が公式未記載
- 集音距離・話者識別が公式未記載
- 無料枠は月 300 分まで
- 常用なら年 14,220円のプレミアム
- 音質は高価格帯イヤホンに劣る評価
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1 年間のメーカー保証つき(公式サイト記載)
参考にした情報源
- Zenchord 日本公式サイト(仕様・料金の一次情報):zenchord-acalie.jp
- AcalieSmart 公式ストア(税込価格・保証):acaliesmart.jp
- Business Insider Japan「AI イヤホン Zenchord 1 を試す」(ケース録音・文字起こし精度の評価):businessinsider.jp
机に置くカード型が気になる方はNotta Memo の記事、出張や現場の記録が中心の方はPLAUD NotePin S の記事もどうぞ。



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